2007年 02月 27日 ( 1 )
ぴー助
本日は、まこ家によくお越しいだだいているkeikoさんの昨日のブログを見て、
思い出したことがありますので、そのお話です。
少し長いです。

大船のアパートに住んでいたときのことです。
今年も2階にあるまこの家の玄関前。天井にある照明の上です。
ツバメが巣を作りました。
親ツバメがエッサホイサと巣を作っています。
去年と同じところに作っています。

数日後、ピピィピピッっとにぎやかな声がしてきました。
子ツバメが生まれました。
親ツバメが、えさを運んできます。えさがくると、子ツバメはピピィピピッっと鳴きます。
子ツバメは何羽かいるようです。
まことのきゅは玄関のドアののぞき窓から、その様子を見て、
お~かわいいにゃ~と言って、その子たちを「ぴー助」と勝手に名付け、
毎日なごやかな気分になったものでした。

ある日、その日は朝からどんよりした空模様。台風が近づいています。
夜になって、台風が上陸接近してきました。
「ぴー助だいじょぶかにゃ」「ん~心配だにょ~」
と言って、まことのきゅは眠りに就きました。

朝起きて、寝ぼけた頭のまこにのきゅの悲鳴が、
「なんだ!」とのきゅのいる玄関に行き、ドアの外に出ると、
巣がコンクリートの床に落下していました。
「あ~ぴー助が!」
おそるおそるまこは、巣と一緒に落下した子ツバメに触れました。
1匹は死んでいました。
ところが、残りの2匹はちゃんと生きていました。
まこは、泣いているのきゅに「ぴー助生きてる!」と言いました。

1匹の死んでしまった子ツバメを、アパートのとなりにある公園に穴を掘って埋めました。
残りの2匹は、まこが、巣と、中に敷くわらを買ってきて、そこに入れました。
天井の照明に巣を付けるのは無理だったので、のきゅが布の袋に巣を入れて、
親ツバメが来るかもしれないからと、照明の下にある手すりに固定しました。
夜は、照明で明るいと困るだろうから、
布をかるくかぶせて、明かりがあたらないようにしました。

えさを食べさせないとと思い、公園で虫を捕まえて、食べさせました。
親ツバメが巣に来ている様子だったので、1回だけえさをあげて、
その後は、見守ることにしました。

やがて、ある土曜日の朝のことです。
まこが巣を見に行くと、かぶせてあった布の上にピー助が乗っています。
「ん?」、まこが布を持ち上げて巣に入れようとすると、
バサバサっと羽音を上げて、ピー助は飛び立っていきました。
「あ~ピー助がとんでっちゃった」と言うと、のきゅが「あら」。
「よかったべに、まこのおかげでピー助元気に飛んでったんだじょ」
・・・・「寂しいにょ~ピー助・・・」
まこがしょげた顔で窓の外を見ると、電線に、少し小さめなツバメがいました。
しばらくすると、そのツバメは飛んでいきました。大きいツバメと共に。

未だに、これが正しいことをしたのかはわかりません。
ただ、巣が落ちても、生きていたツバメを助け、
元気に飛び立っていったことは、うれしいことでした。
この出来事は一生忘れないでしょう。
まこが、鳥さんを好きになったのも
このことがあった後からだったかもしれません。
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by macokarei | 2007-02-27 21:34 | | Comments(14)